本文へスキップ

                  H26 インカレの報告

第84回 全日本大学総合卓球選手権大会(団体)の報告 ~MEN~

        

日時:2014年7月3日〜7月6日
場所:墨田区総合体育館

昭和49年以来、40年ぶりのベスト8!


◎感想
 インカレで男子としては40年振りのベスト8入賞の歴史的快挙!正に、インカレは、全国の強豪大学がしのぎを削る厳しい大会であり、特に優勝の明治を始めとする上位校は、全日本チャンピオンを始め、準優勝、全日本ランカーと言った強豪選手を揃えている。
 その様な大会で、久し振りの入賞を果たせたことは、この上ない喜びである。昨年より取り組んできた練習の成果が実った結果であると受け止めており、大会で活躍してくれた代表選手は勿論の事、関学卓球部全選手の頑張りに監督として敬意を表したい。
 インカレ入賞は、女子が数年前に達成しているが、関学卓球部男子としては永年の目標であり、それを達成し、古豪関学の名を全国に蘇らせた選手達は大いに評価できる。
 但し、今年は、チームとしてまだ達成していない目標が有る!その目標を何としても達成し、今年の締めくくりとすべく、選手全員一丸となって更に精進を重ねて行く所存であります。
関西学院大学 卓球部
男子監督 鈴木範彦

今年度は記録づくし!何かが違う!
予選リーグ
2勝0敗で1位通過!

関西学院大学 3-0 愛知大学
1 田中 豪 3 11 6 0 七野 裕和
11 3
11 6
2 松田 幸大 3 11 8 1 杉窪 暁英
8 11
11 7
11 6
和田 卓也
小坂 紘平
3 11 7 0 杉窪 暁英
鈴木 勇太
11 7
11 8

   
          落ち着いて決めた田中(商1・東山高)                  多彩なレシーブで攻める松田(経2・出雲北陵高)

見事なカウンターを見せた和田・小坂組

関西学院大学 3-2 日本体育大学
1 小坂 紘平 3 11 6 1 定松 裕成
14 12
8 11
11 7
2 田中 豪 3 11 6 1 斎藤 蓮
11 9
8 11
11 6
和田 卓也
小坂 紘平
1 10 12 3 定松 裕成
田中 裕貴
7 11
11 9
5 11
4 松田 幸大 1 7 11 3 田中 裕貴
14 16
11 9
6 11
5 久野 徳大 3 9 11 2 坂本 亮太
3 11
11 6
13 11
12 10

   
         得意な戦術で勝利!小坂(人福2・遊学館高)                  良いテンポで勝利した田中(商1・東山高)
   
            少しかたさが見えたダブルス              ノンプレッシャー気味の相手に押されてしまった松田(経2・出雲北陵高)

大逆転!劇的勝利の久野(商3・東山高)

決勝トーナメント
1回戦
関西学院大学 3-0 中京大学
1 小坂 紘平 3 11 7 0 村松 侑
11 9
11 8
2 田中 豪 3 11 9 0 徳田 論
11 5
11 6
和田 卓也
小坂 紘平
3 11 4 0 徳田 論
青木 隆児
11 7
11 4

   
        3球目で終わらせた小坂(人福2・遊学館高)                   コースを突いて翻弄した田中(商1・東山高)

危なげなく勝利したダブルス

2回戦
関西学院大学 3-0 同志社大学
1 田中 豪 3 11 8 0 今西 健太郎
11 9
11 5
2 小坂 紘平 3 12 10 0 西山 飛鳥
11 5
11 7
和田 卓也
小坂 紘平
3 11 8 0 今西 健太郎
西田 成利
11 4
11 9

   
           台上が光った田中(商1・東山高)                     終止落ち着いていた小坂(人福2・遊学館高)

素晴らしい動きを見せたダブルス

準々決勝
関西学院大学 1-3 法政大学
1 久野 徳大 0 7 11 3 鹿屋 良平
8 11
10 12
2 田中 豪 3 11 8 0 村井 桂
11 6
11 9
和田 卓也
小坂 紘平
1 9 11 3 鹿屋 良平
尾留川 竜貴 
5 11
11 8
9 11
4 小坂 紘平 1 8 11 3 生田 裕仁
11 9
7 11
6 11

   
            力負けした久野(商3・東山高)                      完璧な試合運びをした田中(商1・東山高)
   
            一歩届かなかったダブルス                           出足好調に見えたが・・・

◎総括
 4日間にわたって繰り広げられた熱戦の数々。関学の部員として男子40年ぶりのベスト8の瞬間に立ち会えたことに大変感動しております。私自身、最後のインカレです。この代で本当に良かったなと思っております。新幹線での移動時間、東京にはしゃぐ後輩(私が一番はしゃいでいたかもしれませんが)、ホテルでの明日のオーダーの話し合い、すべてが私にとって光って見えるものでした。今回の試合を見られただけでも幸せです。しかし、選手本人も感じているようですが、ベスト8という結果の感情的な内訳は悔しさが7で嬉しさが3、7:3といったところでしょうか。すぐそこにベスト4が見えていました。まだまだ力不足。そう痛感しております。
 予選リーグの日体大戦。2-1で回った4番、5番、2台進行で行われましたが、両者とも一気に0-2と離されました。私も下で見ておりましたが、正直かなりまずい展開だと思いました。4番松田は相手のスーパープレーに押され負けてしまいましたが、5番の久野、粘りに粘っての逆転。時折見せる素晴らしいカウンター。カメラを撮ることも忘れ見入ってしまいました。毎日遅くまで練習をして、一人で他所練習に励み、朝からランニングをし、努力は必ず報われるものです。「感動」この言葉以上はいらないでしょう。本当にありがとう。
 関西の中では唯一にベスト8、これといった特別感は感じませんが、順位は順位。自身を持って秋リーグへと繋げることができます。細かい技術の進歩も見受けられました。もう負けません。関西制覇が見えました。ご期待下さい。



関西学院大学体育会卓球部HP委員 星田正樹