平成19年度 関西学連主催・関西新人強化合宿レポート

日時:平成19年5月19日(土)〜20日(日)
場所:佐川急便体育館(滋賀県守山市水保町)

今年で3回目を迎えるこの新人合宿に本年度関学からは以下の4名が選抜されました。

村上純也(社会学部1回生) 佐藤晶(経済学部1回生)
田中建伍(商学部1回生) 町田詩歩(文学部1回生)

そこでこの場を借りて、合宿に参加したメンバーの感想を紹介させていただきます。

村上純也 社会学部1回生

新人合宿感想文

 この新人合宿を通して関西新人戦でランクに入った人達の実力は改めて
すごいものだと実感しました。初日は練習とトレーニングを中心に練しました。さすがにレベルの高い人達が集まっている合宿なので練習でもなかなかミスも出ず、非常に内容の濃い練習になったと思います。いろんな大学の先生方も来ていたので、技術に関しても精神面に関してもより充実した話を聞くことができて非常に自分のためになったと思います。二日目は主に試合練習を中心に行いました。試合でも学校でしている練習とはまた違った雰囲気でできたしいろんな選手と試合ができたことはあまりできる機会はそうあるわけではないのでいい経験ができたのではないかと思います。
 この合宿では、たくさんのことを学びましたが、そのなかでも特に印象に残ったのは試合の最後の一球が決まるまで負けていたとしてもけっしてあきらめるなという言葉です。この言葉を聞いて世界で戦ってきた人はやっぱり気持ちの面の心構えからまず違うし、勝負に対するこだわもすごいものをもっているなと思いました。僕もこれからも試合をするときは常にこの気持ちをもって試合に臨めればよいと思います。


田中建伍 商学部1回生

関西学生卓球連盟新人合宿に参加して

 今回この新人合宿に参加させていただき、とてもよい経験ができたと思います。普段の練習と違う相手、違う環境そして違う練習メニューでとても新鮮な感じがし、集中して練習や試合に取り組むことができました。

 今回の合宿では、元世界チャンピオンの小野誠治さんに直接ご指導して頂いて色々なことを教えていただきました。技術的なアドバイスもたくさん頂きとても勉強になりましたが、私は精神的な面での小野さんの話がとても印象に残っています。小野さんはよく自分に暗示をかけなさいと言っておられました。自分はできると自分に言い聞かせてやることはすごく大切だと思います。どんなことでも自分はできると言い聞かせてやるのと、始めからできないと思ってやるのでは全然違うと思います。また、自分に暗示をかけることで、どんなしんどい練習や苦しいトレーニングにも積極的に取り組めると思います。
 今回この合宿に参加して卓球の面でも得るものが多くありましたが、それ以外のことでも得るものがありました。それは、他の大学の人たちと仲良くなれたということです。世の中にはたくさんの人がいて、そのそれぞれが違った考え方を持っています。いろいろな人と交流することで、自分や自分の大学だけの偏ったものの考え方をなくすことができると思います。また、これから関西学生選手権やリーグ戦で戦っていくライバルたちともお互いを知り合うことで、よりよいライバル関係を築くことができ、ともに切磋琢磨し向上していけると思います。
 この合宿で学んだことをこの大学4年間に大きく反映させることができるように学校に帰ってからも一球一球を大切にし、更なる向上を目指して頑張っていきたいと思います。


町田詩歩 文学部1回生
関西新人合宿の感想文

 SV〜四球目までがすごく大事だと改めて実感しました。試合を通じて、ラリーになったらある程度、一部の選手と五分五分で勝負できましたが、RVミスあるいは、相手にRVエースを取られる回数が多く、SVのなさや、技術のなさを痛感しました。ほかの選手に比べて、小野さんにも言われましたが、SVがないというのは、あまりにもお粗末であったと思います。王さんに言われましたが、SVから3・5球目、RVから4球目までの強化が必要だと思いました。
 ストレートに打たれたときの対応の遅さを感じました。また、左の選手とバック対バックになると先にミスすることが多くなってしまいました。小野さんにも言われましたが、バック対バックになる回数が女子は非常に多いので、正確性はもちろんのこと、威力のある得点の取れるバックにしたいと思います。

・精神面

 どんな選手に対しても、2−0リードしていても、0−2リードされていても、セットオールになることが多く、5セット目になってから安定しなくて戦えない状態によくなってしまいます。競り合いになったときほど、迷ったときほど、しっかりとラケットを振りきり、自分のプレーができる選手になりたいです。

・感想 

今回はこのような合宿に参加させていただきありがとうございました。一泊二日とういう短い間でしたが、普段できない相手と練習や試合などをすることができ、違った環境でプレーすることは、とてもいい刺激になり勉強になりました。この合宿で学んだ多くのことを生かし、今後の自分の卓球に生かして生きたいと思います。関西学生選手権をはじめとする多くの大会で活躍できる選手になりたいです。秋季リーグからは一部に昇格したので、今回合宿に参加したメンバーと試合することになるので、負けないよう日々の練習に取り組みたいと思います。
 この合宿にあたり、お世話になった先生方、学生連盟の皆さん、雄山荘の皆さん、本当にありがとうございました。また、ご支援くださったOB・OGの皆様本当にありがとうございました。