
女子ベンチメンバー
後列左から、池田真由佳(社3・四天王寺高)、濱世知(文4・横浜隼人高)、根本莉沙(社4・遊学館高)、
吉岡理恵(国4・明石南高)、濱田美優(教3・城南高)、久野育美(教1・愛知みずほ高)
前列左から、向山佳那(人福1・日南学園高)、緒方遼夏(国1・明徳義塾高)、加藤佐代子(社2・名経大高蔵高)、
田中遥子(理2・祇園北高)、新谷真以(法1・遊学館高)、桑名春花(社1・土佐女子高)
◎感想
今回のリーグ戦は、3勝4敗と負け越し、順位は5位という結果に終わった。
新人戦団体優勝の流れをもって、何とか悲願の優勝をと思っていただけに残念であった。
特に、負けた試合はここ一番のポイントとなるゲームを取ることができず、勢いをつけることができなかった。
個人的には、チームの大黒柱である池田真由佳が単複に出場し、思い切ったキレのあるプレーを見せた。初戦の龍谷大学戦では、かなりの緊張感とプレッシャーから思うような展開ができず不安なスタートとなったが、その後立ち直り、同志社大学戦では、成本さんと互角の大接戦を演じたのは見事であった。
主将の根本は、全体的にやや波に乗れない感じであった。秋はいよいよ最後のシーズン。悔いの残らないようにがんばってほしい。
1年生の4名、向山、桑名、久野、新谷は、はつらつとしたプレーを展開し、今後に期待が持てる。まだまだ伸びしろがあるので、皆で切磋琢磨しスケールの大きな選手になってほしいと思う。
以上6名の選手が今回の主要な出場選手であるが、今回出番の少なかった選手、出場のなかった選手にも、十分に活躍できる力はある。努力精進し、上のレベルを目指してほしい。部内での競争、チーム力の底上げが、必ずやいい結果につながると信じている。
全試合を通じてベンチの雰囲気が良く、選手と応援者の一体感が伝わってきた。また試合に出場していない部員もそれぞれの役割をきっちりと果たしていた。各人の真面目な取り組みと幹部のリーダーシップを評価したい。
最後になりましたが、お忙しいなか、私たちのために応援いただいた弦月会OB、OGの皆様、保護者の皆様、関係者の皆様に心よりお礼申し上げます。
女子監督 林 雅司
~ 試合結果 ~
◎1日目(5/4)
1-6 龍谷大学(前季4位)
大事な初戦。0-2となり3番池田、最終ゲームで先手を取るも挽回され悔しい敗戦となる。ダブルスも取られ、チームの敗戦が決定するも、6番久野がラリー戦を制し一矢報いる。全体的にパワーで押される傾向にあった。
声の揃った応援! ラリー力が魅力の久野
◎2日目(5/5)・第1試合
5-2 神戸松蔭女子学院大学(前季3位)
日本リーグへも参戦している神松陰。1番池田、3番根本、4番ダブルスがキレのある動きで3-1と王手。5番向山がフルゲームの接戦を制し4-2と勝利を決める。勢い止まらずラスト桑名もカウンター炸裂で勝利した。
会心の動きを見せた池田 勝利を決めた向山
◎2日目(5/5)・第2試合
2-5 近畿大学(前季2位)
1番池田、4番ダブルスを取って2-2で折り返しに。5番向山が同門対決の相手校留学生に対し、善戦するも0-3で敗れる。ラストの桑名も善戦するが1-3で敗れチームも2-5と敗戦した。
これからに期待の新谷 相手を睨みつける桑名
◎3日目(5/8)
1-6 同志社大学(前季1位)
実力者揃いの同志社大。1番で池田が会心の動きを見せるも1歩及ばず。そのまま相手校の勢いに押され0-6となる。7番桑名が1-2と後がない展開にされるも、そこから脅威の粘りを見せなんとか1勝を?ぎ取った。
決して悪くはなかったが・・・ 安定性が欲しいか・・・
◎4日目(5/9)
7-0 大阪樟蔭女子大学(前季2部1位)
2部を優勝して1部昇格をした大樟蔭。1番で今季初出場の濱が落ち着きながらも見事な反撃を見せ勢いを付ける。2番池田が0-2からの逆転で勢いを確かなものにする。3番からは実力の差を見せつけ結果的に7-0と完勝。
スマッシュ、ロビング等多彩な濱 しっかり締めた根本
◎5日目(5/10)
7-0 京都産業大学(前季7位)
怖い存在の京産大。しかし、5番桑名まで1ゲームも落とさず勝利を決める。結果的に6番向山の落とした1ゲームのみで7-0と完勝。
相手校エースを3-0で降した新谷 パワフルな久野
◎最終日(5/11)
3-4 立命館大学(前季6位)
宿敵立命館。1-1となって3番久野、2-1とリードするが、第4ゲーム、第5ゲームともジュースの接戦をものに出来ず。なんとかダブルス、5番桑名と取ってラストに望みを繋げたが、一歩及ばず悔しい最終日となった。
叫ぶ久野! 今季大活躍のダブルス
関西学院大学体育会卓球部HP委員 星田正樹